介護業界にベンチャー企業が参入が進む理由
現状における介護業界の問題点を挙げるとすれば、やはり退職者が増加していることです。
高齢化社会になることで介護施設の利用数は伸びているのですが、その増加傾向の勢いに対応できていないことが原因の一つです。
そもそも介護職はとても重労働であり、身の回りの世話だけでなく重い障害を負ってしまった人に緊急事態が起きないように常に確認しないといけません。
そのため休む暇がないだけでなく、施設によっては夜勤までこなさないといけないほどになります。
過酷な労働に見合う報酬ではないため、これまでは善意で補っていたのですがそれも限界を迎えつつあるのが現状です。
そんな現状を克服するためには、これまでの常識を覆す改革を講じることが重要になります。
そこで介護業界において、ピンチはチャンスととらえることでベンチャー企業が次々と参入をしているのです。
このようなベンチャー企業は新しい取り組みを積極的にすることで利益を上げています。
高齢化社会が進むことで介護職の需要が増えていますが、多忙による影響で退職者が増えています。
逆に考えれば現状の問題点をクリアする技術や方法を立案できれば、ベンチャー企業にとっては新しい利益が見込める事業になるのです。
例えば、仕事の負担を減らすために、IT企業に要請しクラウドを使った勤労管理や介護ロボットの導入を行うことです。
それ以外にも産休や育休の取得や、資格取得支援と定期的な休暇支援など様々な取り組みをしています。